生理痛に効く漢方~実証タイプ~
女性ならではの悩みの一つに、生理痛があるかと思います。
生理痛というものは突然襲いかかってきたりすることもあります。
ですから、常に生理痛を止める薬を持ち歩いているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしながら、そのような薬を使ったとしても一時的に症状が和らぐだけで、根本的な解決にはつながりません。
そこで今回は生理痛に効く漢方(実証タイプ)をご紹介します。
実証タイプは身体に必要な「気・血・水」が何らかの原因で滞った結果引き起こされる症状を指すことがあります。
・気滞血おタイプ
このタイプの方はストレスなどが原因で、
血の巡りが悪くなってしまいます。
生理前、あるいは、生理後の1~2日はお腹が張って痛むという方が多いです。
紫色っぽい血であったり、赤黒い血、
レバー状のかたまりが混ざっている血であることが特徴です。
このタイプの方には、「血腑逐瘀湯」や「田七人参」というが適しているでしょう。
・寒凝血おタイプ
冷たいものや生ものをよく食べることで、冷えやすくなっているタイプの方です。
手足が冷えやすく、下腹部が痛くなる傾向があり、温めると楽になります。
こちらも赤黒っぽく、レバー状のかたまりが血に混ざっていることが多いです。
このタイプの方は経路を温め、気の流れを整える必要があります。
「温経湯」という漢方が適しているでしょう。
いかがでしたか?
上記のことを参考にして生理痛を改善しましょうね。