漢方薬の名前の由来をご存知ですか?
「漢方薬」という言葉をご存知の方はたくさんいらっしゃると思います。
しかし、「漢方薬」という言葉の名前をご存知の方はいらっしゃいますか?
なかなか漢方薬の言葉の由来をご存知の方は、いらっしゃらないと思います。
ですので、今回は「漢方薬の言葉の由来」について、ご紹介させていただこうと思います。
「漢方薬」と聞いて、中国の薬であると思っていた方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
実際は、漢方薬というのは日本で作られたものであり、日本から中国へ逆輸出され中国医学に影響を与えてきたのです。
日本の歴史上に「漢」という国が存在したことを、ご存知の方もいらっしゃることだと思います。
漢という国は、現在の中国にあたりますが、昔は日本の領土でした。
「漢方」には”漢(紀元前206年~西暦220年に現在の中国で栄えた国)から伝来した医術”という意味があるのです。
時代を遡ること江戸時代に、日本に西洋医学がオランダより入ってきました。
これらを「蘭方」と呼んでいたので、それまでの日本で発展してきた医学を現在の中国の漢の時代に由来するということで「漢方」と呼ぶようになったのです。