漢方で肩こり改善!?
みなさん「漢方」についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
「風邪をひいたときに」「妊娠中のつわりに」と答える方が多くいらっしゃることだと思います。
もちろん、漢方はそのような症状のときにも効果を発揮します。
しかし、意外なことに「肩こり」にも効果を発揮することができるのです!
漢方には「気・血・水」という考え方があることを、前回の記事でご紹介いたしました。
漢方において肩こりに関しては、「気・血・水」の中でも「気・血」のエネルギーや栄養物質が体に廻らなくなって起こると考えます。
肩こりの原因として「冷え」「ストレス」「瘀血」があげられます。
漢方薬はこれらの原因を突きとめることによって、「気・血」の流れをスムーズにします。
そうすることで、肩こりを改善することができます。
肩こりに効く漢方として「葛根湯」「療法調律」「冠心逐瘀丹」があげられます。
「葛根湯」は寒い日に肩こりがひどくなる、首筋がこる、痛みよりもしびれる感じが多いという方
「療方調律」は肩が張ったように痛む、仕事などでストレスが多い、イライラすると肩こりがひどくなるという方
「冠心逐瘀丹」頭痛や肩こり、めまい、動悸などがある、目の下にくまができる、舌の裏の静脈が紫色になっているという方におすすめです。
自分の症状にあった漢方を選び、肩こりを改善しましょう!