料理と漢方
漢方の特有の苦みが苦手な人は、多いのではないでしょうか。
また、そのような理由から、漢方薬は敬遠される場合があります。
では、どの様に漢方薬を服用すれば良いのでしょうか。
一番手軽な方法は、料理に追加することです。
料理に使用することによって、単体で飲むよりも、苦みを感じることは少ないでしょう。
また、他の食材と一緒に摂ることで、相乗効果も期待できます。
ここでは、漢方を使った薬膳料理について紹介していきます。
まず、薬膳料理とは、中国医療に基づいて作られ、日常的に食べている食材と漢方薬の原料である生薬を組み合わせた料理のことです。
生薬は、一般的な食べ物の中でも何千年にもわたる経験から、薬効があるとされ、漢方薬として扱われることもある身近な食材です。
そういった生薬を食事に取り入れることによって、おいしく健康的な食事を楽しむことができます。
では、薬膳料理にはどのようなものがあるのでしょうか。
有名なのが、薬膳鍋だと思います。
たくさんの生薬や香辛料で作られたスープが特徴です。
このスープには、美肌効果、デトックス、疲労回復、冷え性など、現代人が悩みがちな問題を回復してくれます。
その他にも、スープに入れたり、カレーに混ぜるなど、様々な使い方があります。
皆さんも、ぜひ一度薬膳料理に挑戦してみてください。