そもそも生薬って?
漢方を知る上でかかせないのが生薬(しょうやく)ですが、そもそも生薬って何?と思われる方もいるかもしれません。
そこで今回は、生薬の基礎をお伝えします。
生薬とは漢方を構成する原料のことで、いくつかの生薬を長年の経験などから決まった独自の割合や量で配合して漢方を作ります。
生薬は薬草の葉や根、果実、花、動物など自然にある物をそのまま、もしくは少し加工して作られます。
天然由来の成分ですので、同じ物でも作られた場所、気候、土の状態などで違うものになり得るのです。
同じ生薬でも根と葉などの場所によって、また乾燥させるのか蒸すのか、刻むのか砕くのかなどの加工の仕方によっても効能は違ってきます。
身近な物で例を挙げると生姜や胡椒も生薬の一つです。
生薬には種類がたくさんあり、その組み合わせによってさらにたくさんの種類の漢方薬が生まれるのです。
したがって、漢方を始める際はその目的をしっかり決めた上で、どの漢方を使うかを見極めなければなりません。
漢方でお困りのことがあれば、一度当社にご相談ください。
自分に合った漢方を見つけていきましょう。