花粉症が増加している理由

目と鼻の悩み

半世紀ほど前には無かった言葉で、今の時代は誰でも知っているばかりでなく多くの方が悩まされているのが花粉症です。

特に最近では大人だけでなく子供も花粉症に悩まされているのですが、ショッキングな事に1〜2歳の赤ちゃんにまで症状が出ている事例も年々増加している事から、国民病と言っても過言ではありません。

そんな花粉症は何故こんなにも増加してしまったのかと言うと、理由は多くありますがまず考えられるのはスギ花粉の増加です。

戦後に荒れ果てた山に対して林野庁奨励の元スギの植林がなされたのですが、大量に植林された杉が成木となって花粉を飛散させ始めたのが大きな原因で、さらに猛暑の次の春は花粉の量も増加する事が分かっています。

つまり地球温暖化もスギ花粉増加の要因となっているのです。

このスギ花粉に加えて自動車の排気ガスや工場の煙など環境汚染も大きな要因となっていて、特にディーゼル排出微粒子が関係していると言われています。

こう言った要因に加えて食生活の変化も大きな要因となっていて、肉中心の欧米化の食生活が異物への反応が過敏になるアレルギー体質を作りやすいと言われています。