漢方薬の飲み方〜丸剤編〜
漢方の丸剤とは、散財を散財を水や蜂蜜で固めたもののことを言います。六味丸や八味丸などがこれに該当します。
従来の漢方は患者の症状に合わせて様々な種類の材料を煎じたりしなければならず、大変時間のかかるものとされていました。また処方された漢方のほとんどは様々な効能が含まれていることから飲みにくく、敬遠する人もいます。
しかし丸剤は、その妨げとなる味を包むことで飲みやすいつくりとなっているのが特徴です。
また、従来の漢方にないオリジナルの処方を行っているので、効き目が良いことと、持ち運びしやすいことから外出先でも簡単に服用することが出来るようになっています。
その昔、漢方の飲み方は水の他に酒、酢、塩水といった様々なものが用いられていました。特に丸剤の牛車腎気丸は、空腹時に重湯で飲むといった細かな指定があり、かみ砕きながら飲まなければいけない丸剤も存在していたと言います。
今の時代、丸剤を服用する場合は水や白湯で飲むのが一般的です。他にも食前や食後など指定がある場合はその内容に従った時間に服用するようにしましょう。