漢方の飲み方でおすすめの手段についてご紹介

漢方コラム

漢方薬と言えば苦いというイメージが強い方は多いのではないでしょうか。
せっかく苦い思いをして飲むならば、一番効果がある方法で飲みたいですよね。
今回はそのおすすめの飲み方の手段についてご紹介いたします。

□漢方のおすすめの飲み方

*いつ飲むべき?
食前や食間に飲むようにしましょう。
お腹がすいていないときに服用することで、薬の吸収がよくなり、効きやすくなります。

*どうやって飲むべき?
そもそも漢方薬の多くは煎じ薬で、症状によって集めた生薬を水で煮詰めて作っていました。
よってお湯で飲むことが望ましいとされています。
その香りにも効能があるとされているため、お湯で飲むことでその効能を最大限に引き出すことができるかもしれません。
他にもたとえば葛根湯の場合、体温を上昇させて体調不良を改善させるものなので、お湯で飲むことで体温の上昇を助け、薬の効能を上げることが期待することができます。

最近では漢方は粉のものが多くなりましたが、効果を最大限引き出すためにはお湯に溶いて飲むことをおすすめします。

□おわりに
漢方は本来の煎じ薬に近い形で摂取することで、それが持つ効能を最大限に引き出すことができます。
「あまり効果を感じたことがない…」
そんな方も飲み方を工夫するだけで変わってくるかもしれません。