漢方の購入を薬局で行う時に押さえておきたい注意点は?

漢方コラム

最近では漢方はドラッグストアでも手に入るようになり、私たちの生活に近いものになりました。
入手できる手段が増えたことからどこで買うのが一番なのかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
「漢方を試してみたいけどなんだか不安…」
そんな方はぜひこの記事であなたに最適な方法で試してみてくださいね。

□漢方を入手できる場所
*病院
病院で医師の診断を受けて薬局に処方箋を持っていき、処方してもらいます。
医師の診断の上で使用するため安心して服用できます。
保険が適用されることが多いので安く済むこともメリットです。

*漢方薬局
薬剤師が問診や舌の様子を見る舌診(ぜっしん)などで体質や症状を診ます。
その状況に応じて個人に合った薬を処方します。
病院では取り扱われない質の高い生薬も置いています。

*ドラッグストア
手軽に薬が入手できることがメリットです。

□薬局で購入するときの注意点
今回は特に薬局で購入するときの注意点についてご紹介します。
*お薬手帳を持っていく
お薬手帳を持っていくと安心です。
現在服用している薬との飲み合わせが可能かどうかの判断を行ってくれます。

*処方通りに飲む
乾燥させているため腐ってしまう心配は少ないですが、保存状態によっては湿気てしまうことがあります。
よって処方通りに飲み切ることが大切です。
また漢方は体質という根本からの改善を目的としているため、治ったからと言って自己判断により途中で服用を中断することも避けましょう。

*使い回さない
家族と使い回すことはやめましょう。
薬局で処方されたものは基本的に個人に合わせて調合、処方されています。

□おわりに
ドラッグストアなどで自分で選ぶことももちろん可能ですが、何が自分に合っているのかを判断することは難しいです。
さらに他の薬を飲んでいたり、アレルギーがあったり妊娠中である場合は副作用で何らかの影響が出ないとも限りません。
自身の状態にあったものを使用するためにも薬局を利用してみてはいかがでしょうか。