漢方の疑問を解決、副作用の心配はないものなのか?
漢方は自然由来のものを原料にしているため副作用がないイメージをもっていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
「でも薬というくらいなのだからやっぱりあるんじゃ…?」
今回はそんな心配の真偽について解説していきます!
□漢方に副作用はあるのか
西洋薬と比較すると少ないですが、無いとは言い切れません。
様々な生薬を組み合わせて作ってるため、それぞれの生薬に異なった効能、副作用が存在します。
たとえば解熱や発汗作用を持ち、葛根湯にも含まれている桂皮は、発疹やかゆみといった副作用を持つと言われています。
□副作用を避ける方法
*用法・用量は守る
効果が出にくいため規定量よりも多く飲んだりすると当然ですが起きる可能性は高くなります。
漢方は西洋薬に比べ比較的長い期間服用することが多いため、焦らずに服用しましょう。
*体質に合わせたものを
同じ症状でも虚弱体質か否かといった体質によって処方薬が異なります。
もし合わないものを飲んでしまった場合、薬が効かないことはもちろん、良くない作用が表れてしまう可能性もあります。
*飲み合わせに注意
飲み合わせることである生薬を過剰に摂取してしまうことになる可能性があるため、医師や薬剤師に相談することが大切です。
□おわりに
漢方も西洋薬と同様に副作用はありますが少ないというメリットを持ちます。
安全に服用するためには他の薬と同様に、医師や薬剤師を利用してみることをおすすめします。