エネルギーを高める方法って?漢方薬局の健康コラム

漢方コラム

冬本番を迎え、街中ではマスクをして風邪を予防している方々を多く見かけるようになりました。
風邪を引く原因として挙げられるのが、インフルエンザ等のウイルスに感染することともう一つは気温差によって自律神経のバランスが崩れて免疫力が低下することです。

健康を維持するうえで、免疫力のエネルギーを高める自律神経のバランスを保つことがとても重要になります。
特に冬は外気温と室温の差が激しく、自律神経のバランスを崩しやすくなりますがここで頼りたいのが漢方です。

漢方には「心身一如」といって心と身体が密接に繋がっており、互いに影響し合うと考えられています。
こればいわゆる自律神経と体のことであり、漢方はこの二つに相乗効果を与える薬剤であると古代中国から現在に至って教えられています。
ではどのような漢方が身体のエネルギーを高めるのかご紹介致します。

薬膳料理でよく使われるのがイチョウの種子である「銀杏」です。
銀杏にはフラボノイドやコライドといった有効成分が数10種類含まれていて、血流を良くし生命エネルギーの源である自律神経を整える効果があります。

さらに肺の機能をスムーズにして咳や喘息の緩和も期待ができる漢方です。
茶碗蒸しなどに銀杏を入れて食べても良いですが、漢方薬局では飲みやすい粉末状になって取り扱っています。

これからますます寒さが厳しくなりますが、漢方の力を借りて健やかに冬を乗り切りましょう。