漢方薬局が解説、不眠の原因として考えられることって?

漢方コラム

不眠の原因は主に5つあるといわれています。

身体の病気、生活リズムの崩れによるもの、精神的なストレスが原因のもの、うつ病などの精神疾患を患ったときに起きるもの、薬によるもの、この5つです。
それぞれ説明していきます。

まず1つ目の身体の病気のせいによる不眠。中枢神経疾患、循環器疾患、呼吸器疾患などによって不眠になることが多くあります。

2つ目は生活リズムの崩れによるものです。

人間の中には体内時計というものがあります。

体内時計は朝日を浴びることでリセットされます。

しかし、夜勤などでどうしても朝日を浴びれずにいると徐々に体内時計がずれて生活リズムが乱れていきます。

3つ目は精神的ストレスが原因のものです。

ストレスのせいで脳が興奮状態になってしまい、なかなか落ち着くことができなくなるため眠れなくなってしまいます。

4つ目は精神疾患によるものです。

うつ病、統合失調などが不眠を引き起こしやすいといわれています。最後は薬が原因のものです。

薬といっても皆さんが想像するようなカプセル状のものや粉末状のものだけではありません。

アルコール、たばこなども薬に該当します。

これもやはり脳が興奮してしまうため安眠の妨害になるとされています。
これらに対処する方法としては漢方薬を飲むという方法があります。

漢方薬には精神状態をよくして、落ち着かせる効果があります。

この効果によって脳が休まり、ぐっすり眠れるようになるのです。