漢方コラム、更年期に生じやすい障害にはどんなものがある？
漢方コラム
漢方を利用して更年期の様々な障害に備えていこうという方も少なくありません。
よく言われているのがのぼせやほてりというような症状でいわゆる「ホットフラッシュ」と呼ばれるものです。
ある意味誰もがなりやすいのですが、実はそれ以外のいろんな障害に悩まされる事があります。
分けていくと分かりやすいのですが、精神的なものとしては、いらいらしやすくなったり頭痛を感じたりするというようなものが挙げられます。
不安感が出て眠れなくなったり、うつなどの症状が出る事もあるので、「いつもとちょっと違う」と思ったら相談をしてみるのも症状を軽減させるためには必要な事です。
ホットフラッシュは血管などに作用する症状ですが、発汗しやすくなったりむくんだりするような事も出てきます。
目が乾燥しやすくなり、のども渇いたりするような不快な症状も増えてくるのですが、日常でも起こり得るような症状でもあるので判別しにくいのが難点です。
意外に思うかもしれませんが、肩こりや腰痛が更年期になって出やすくなるという方もいたりするので、これらも一つの障害として分類されています。
誰でも更年期そのものは訪れますが、必ずしも障害が出るとは限りません。
仕事やプライベートなど、日常生活に支障が出るようなレベルの症状が出たと思ったら、早めの相談をする事で過ごしやすさが格段に違ってきます。