漢方において用いられている虚実、それぞれの特徴について

漢方コラム

漢方に興味をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
「漢方医学の虚実という考え方について知りたい」
「漢方医学の虚実の特徴について教えてほしい」
こうお考えの方もいらっしゃるはずです。
そこで今回は、漢方における虚実について解説します。

 

□虚実とは

漢方医学では、証という概念があります。
証とは一人一人の体質という意味で、漢方医学では、同じ病気でも体質によって処方する漢方が異なるので、証を調べることが非常に重要です。
そこで、証を調べる際に使われる方法の1つが虚実という方法です。

 

□虚実の特徴

虚実という方法では、体質を考えて、人間を2パターンに分類します。
どちらかのパターンが良いというわけではなく、2つのパターンの間である、中間が良いと言われています。

 

*実証とは

体力が多い方や、病気に対する免疫力が高い方、エネルギーにあふれている方は実証に分類されます。
実証であることは一見問題がないように見えますが、実証タイプの方は活力が強すぎて、すぐに元気がなくなるという問題があります。

 

*虚証とは

実証の反対にあるのが、虚証というタイプです。
顔色が悪く、体が弱い人はこのタイプに分類されます。

 

□まとめ

今回は漢方における虚実について解説しました。
今回お伝えした情報を参考に、漢方の使用を検討してみてださい。
ときわ漢方薬局は漢方を専門に扱う薬局です。
漢方に関するご相談があれば、ぜひお気軽に当社までご連絡ください。