漢方薬には飲み方がある!?わかりやすく解説します!

漢方コラム

漢方薬は複数の生薬を組み合せたもので、治療効果のある医薬品として知られています。漢方は症状がはっきりしていて、その症状に合った種類のものを飲めば効果が早く現れます。漢方薬は医師に処方してもらう他にも取り扱いのある薬局などで購入することができます。もしも薬局などで購入して2種類以上のものを飲みたいと考えている場合、成分等が重複して思わぬ作用がでる場合もありますので、注意が必要です。かかりつけ医がいる場合には、一度確認してから飲むことをおすすめします。

また、飲み方に「食間」と記されていることがありますが、この「食間」とは食事と食事の間を意味します。具体的には、食後の2、3時間後を指します。その他、「食前」は食事の前30分から1時間、「食後」は食後30分程度までのことです。1日2回服用することになっている場合は次の服用まで6時間以上、1日3回服用の薬は4時間以上の間隔を空けます。
中には、服用する際にお茶やジュース、牛乳やアルカリイオン水といった水以外のもので飲む方もいるのではないでしょうか。実は、これらは薬の吸収に影響し、結果的に効果にも影響を及ぼすことがありますので、水や白湯で服用するようにしてください。さらに、漢方薬を他の薬と一緒に飲む場合、互いの成分が重なるものであれば効果が強く出過ぎてしまう可能性がありますので、服用を避けた方が良いです。