漢方薬ってどんな効果があるの?効きにくい?詳しく解説します!

漢方コラム

「漢方って効くのが遅そう」
このようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は漢方薬は効果が出るまでに時間がかからない場合もあります。
今回は漢方医学の考え方を解説していきます。

 

□漢方医学の考え方

 

漢方医学では患者の心と体の両面を考慮して治療します。
これは、人間が本来持っている自然治癒力を高めるという考え方のためです。
病気になった原因を患者の体質から考えるため、熱や倦怠感といった病名がない症状にも効果があります。
ではなぜ漢方薬は効きにくいと思われるのでしょうか。
漢方薬は、倦怠感のような治りにくい症状を改善するために飲んでいる方が多いです。
そのため、漢方薬は効きにくいと思われると考えられています。

 

□漢方薬の紹介

 

一般的によく知られる漢方薬は、葛根湯です。
これは風邪のひき始め際に有効な漢方薬です。
風邪のひき始めは、のどの痛みや倦怠感といった症状がありますよね。
これは免疫細胞とウイルスが戦っているからです。
このタイミングで葛根湯を飲むと、のどの炎症を抑えて症状を改善してくれます。

 

□まとめ

 

今回は漢方医学の考え方について解説しました。
漢方薬は治りにくい症状にも効果があることがお分かり頂けたでしょうか。
そのような症状をお持ちの方は一度試してみてはいかがですか。