漢方薬や生薬と体質との関係について詳しく解説します!
自分に合った漢方薬が分からなくて、お悩みの方はいらっしゃいませんか。
漢方薬って色々な種類があってどれを飲めばいいか分かりにくいですよね。
自分に合った漢方薬を見つけるには漢方薬と体質の関係を知ることが大切です。
今回は漢方薬と体質の関係について解説します。
□漢方薬と体質
漢方では、患者の症状だけでなく体質も同時に診ます。
漢方の専門用語に「証」と「気・血・水」があります。
これらは何を示すのでしょうか。
*証
証とはその人の状態を表すものです。
体質・体力・抵抗力・症状の現れ方といった要素からその人の証を判断します。
体力や抵抗力がある人を「実証」と呼び、体力や抵抗力がない人を「虚証」と呼びます。
同じ症状でも証が異なれば、処方される漢方薬が変わるということですね。
*気・血・水
気・血・水とは不調の原因を探るためのものです。
漢方ではこの3つの要素が体内をうまく巡ることで健康が維持されると考えられています。
一方で3要素がうまく巡っていない時には、不調が現れると考えられています。
例えば気の不調が起きると、疲労感や食欲不振といった症状になる可能性があると言えるでしょう。
漢方ではこれら4つを必ず確認します。
そのため、冷えの診察で生理周期を聞いて原因を探すことがあります。
□まとめ
今回は漢方薬と体質の関係について解説しました。
自分が気・血・水のどの要素が不調なのかを知るのは難しいですよね。
当局では、ご相談の時間をしっかりと設け、お悩みや症状について丁寧にお伺いした上で、その方に最適な漢方薬を提供いたします。