漢方薬を併用する時の判断方法とは?

漢方コラム

漢方薬は1つの薬で複数の効果があるのを知っていますか。
2つ以上の薬を併用する時は注意しなければいけません。
もし同じ効果の薬を併用して飲んでしまうと、薬効が増強され身体に影響を及ぼすかもしれないからです。
今回は漢方のよくある併用パターンを解説します。

 

□よくある併用パターン

 

*1か所の病院または薬局で、2種類の漢方薬を処方された場合

 

この場合は漢方薬の知識がある専門家が効能が被らず、より良い効能を得ることを考慮して処方しているので併用しても大丈夫です。

 

*1か所の病院から漢方薬を処方され、他の病院で追加の漢方薬を処方された場合

 

この場合は併用して服用する際に注意が必要です。
必ず双方の医師に相談しましょう。
片方が西洋薬で、もう片方が漢方薬の場合も相談したほうがいいでしょう。

 

*元々自分で購入し服用中の漢方薬があり、病院でさらに漢方薬を処方された場合

 

この場合も併用して服用する際に注意が必要です。
自身の判断で服用することは危険なので、必ず医師に服用中の漢方薬があることを伝えましょう。

 

□まとめ

 

今回は漢方のよくある併用パターン解説しました。
漢方薬には副作用はないと思われがちですが、漢方薬にも副作用はあります。
健康に害があっては意味がないですよね。
副作用の起きる原因の1つは飲み合わせなので、併用して服用する際は注意してください。