腸の健康に大事な「FODMAP」をご紹介!

漢方コラム

普段からお腹を壊しやすく、頻繁におこる下痢や腹痛で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そんな方に向けて食習慣における「糖質」についてご紹介します。

 

◻︎辛い腹痛や下痢は「糖質」が原因かも?

「お腹が弱い」とされる方の多くは「過敏性腸症候群」を抱えています。
最新の研究によって、この過敏性腸症候群は炭水化物に含まれる「FODMAP」が原因ではないかと考えられています。

一般的に糖質は小腸で吸収されますが、このFODMAPは小腸で吸収されづらいため、大腸に到達します。
これによって、腹痛や下痢に繋がるため、お腹の弱い方は高FODMAP食品は避けた方がいいでしょう。

ただ、高FODMAP食品といっても多く種類があるため、全て避けていては食のバリエーションが極端に少なくなってしまいます。
そのため、一つ一つ食べてみて、症状の原因となる食品を特定していく方法を取るといいでしょう。
高FODMAP食品を3週間減らし、一品づつ徐々に再開するといった食事方法です。

具体的な高FODMAP食品としては代表的なものに、大麦、小麦、豆類、リンゴなどが挙げられます。
一度は調べて、確認しておきましょう。

 

◻︎まとめ

今回は腹痛、下痢の原因となるFODMAPについてご紹介しました。
食事は健康の中のとても重要な部分です。
糖質の中でもFODMAPを意識した食事が腸内環境を整えてくれるでしょう。