手洗いは感染対策の基本!正しい手洗いの方法とは?

漢方コラム

風邪やインフルエンザには、気をつけていてもかかってしまうことがありますよね。
感染を防ぐために、手洗いは日頃から行える基本的な対策です。
今回は、手洗いの必要性と正しい手洗いの方法をご紹介します。

 

□手洗いが必要な理由とは

 

手洗いが感染対策に有効な理由は、感染症の多くが手を介して体内に侵入することが多いからです。
例えば、電車のつり革、手すり、ドアノブ、エレベーターのボタンなど、あらゆる場所にウイルスが付着しています。
このような場所を触った手で、目を触ったり、食事をしたりすることで、粘膜を通してウイルスが体内に侵入します。
しかし、ウイルスが手に付着することを未然に防ぐのは難しいですよね。
そのため、手に付着しているウイルスをこまめに洗い流し、体内に侵入させないことが大切なのです。

 

□正しい手洗いの方法とは

 

手洗いが大切といっても、ただ水でサッと洗い流すだけではウイルスは落とせません。
ここでは、正しい手洗いの方法をご紹介します。

まず、流水で手を洗い流した後、石けんを手のひらに適量とり、擦り合わせます。
石けんをよく泡立てたら、手の甲を片方の手のひらでもみ洗い、順番に指の間、親指、手のひらも洗っていきます。
指の間、指先、親指、爪の間は手洗いが不十分になりやすい部分なので、意識して丁寧に洗いましょう。
最後に両手首も忘れずに洗い、流水で洗い流したら完了です。
ここまで約20秒かけて丁寧に洗うのが理想的です。

 

□まとめ

 

手洗いの必要性はご理解いただけましたか。
正しい手洗いは感染対策の基本。
健康な生活を維持するために、手洗いは日頃から徹底して行いましょう。