睡眠は健康維持に必須!睡眠不足が健康に与える悪影響とは?

漢方コラム

みなさんは日頃から十分な睡眠をとれていますか。
健康で長生きするためには睡眠は必要不可欠です。
今回は、睡眠不足が引き起こすリスクをご紹介します。

 

□病気の原因になる

 

睡眠不足は病気の原因になります。
そこで、睡眠不足が引き起こす恐れのある病気をご紹介します。

1つ目はアルツハイマー型認知症。
睡眠不足になると、脳の記憶を司る部分である海馬が縮小します。
海馬が小さくなると、記憶力を低下させる原因になり、悪化するとアルツハイマー型認知症になる可能性があります。

2つ目は生活習慣病。
睡眠不足は食欲を高め、肥満の原因になります。
さらに肥満により、高血圧や糖尿病などの生活習慣病になるリスクが高まります。

3つ目はうつ病。
睡眠不足が続くと、不安や苛立ちが強まり、うつ病を発症しやすくなります。
長い間十分に睡眠をとれず、日中に倦怠感に包まれている場合は、うつ病の可能性もあります。

 

□脳の活動が低下する

 

睡眠不足により、脳の活動が抑制され、特に意思決定や問題解決に関わる重要な部分の活動が減ってしまいます。
その結果、普段こなしている仕事や勉強ができなくなったり、話が頭にはいってこなかったりします。
また、睡眠不足は判断力や認知力も低下させるため、睡眠不足の状態で運転をすれば重大な事故を引き起こす可能性もあります。

 

□まとめ

 

このように、睡眠不足は健康や日常生活にも大きな悪影響を与えます。
上記の症状が見られる方は、まずは十分な睡眠をとることを心がけましょう。