花粉症がつらい?それ漢方薬で改善出来るかも!

漢方コラム

皆さんは花粉症に悩まされていませんか。
一説によると全国民の約四割がアレルギー性鼻炎を発症しているというデータもあり、かなりの人数が花粉症で苦しんでいるということになります。
今回はつらい花粉症に効く漢方薬を紹介します。

 

□花粉症に効く漢方薬を紹介

花粉症は西洋薬でもヒスタミンという原因物質を妨げる抗ヒスタミン薬が有効ですが、この成分が眠気を引き起こしてしまうので、使うタイミングに注意が必要です。
対して漢方薬は西洋薬の様に眠気を引き起こす成分が含有されていないので、飲むタイミングを意識する必要がなくなります。
しかし、漢方薬は同じ花粉症でも細かい症状によって処方する漢方薬が変わってくるので、自分にあった症状に合う薬を選ぶのが大切でしょう。

最初に紹介するのは小青竜湯(しょうせいりゅうとう)です。
小青竜湯は普通ぐらいの体力、または少し虚弱の人で、水っぽい鼻水が出る方に使われます。
この漢方薬は臨床試験で実証されているので、高い効果が期待できるでしょう。
次に麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)です。
こちらは鼻水が少なく体が弱い方に使われます。
他にもありますが今回は代表的な二種類の漢方薬を紹介しました。

 

□まとめ

今回は花粉症に効く漢方薬を紹介しました。
漢方薬は眠くならずタイミングは選ばないが、細かい症状や体質によって種類を選ぶ必要があるという内容でした。
皆さんもつらい花粉症を漢方薬で改善してみてはいかがでしょうか。