自律神経を整えて健康を守る! 自律神経とは

漢方コラム

みなさんは、自律神経についてどの程度ご存じですか?

自律神経という言葉は知っているけれど、どういうものかはよく知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、自律神経とはいったい何なのかというテーマでご説明します。

 

□自律神経とは

自律神経とは、われわれの意志とは無関係に、血管や内臓をコントロールし、身体の機能を自動的に調節する神経のことです。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

人間が活動する昼間には交感神経が活発になる一方、活動が少なくなり、リラックスする夜間には副交感神経が活発になります。
交感神経は緊張や興奮、ストレスのかかる状況によっても活発になります。

交感神経がアクセル、副交感神経がブレーキだと思ってもらうとイメージしやすいでしょう。

交感神経が活発になると心拍数が上がり、消化機能が抑制され、瞳孔が散大するといった体の変化が現れます。
逆に副交感神経が活発になると、心拍数が下がり、消化機能が促進され、瞳孔が縮小します。

このように、自律神経は身体にとって非常に重要な役割を果たしていることがわかりますね。

そのため、自律神経が乱れてしまうと、さまざまな問題が起こってきます。

 

□まとめ

今回は、自律神経とは何かというテーマでお話ししました。

次回は、自律神経の乱れが引き起こす問題の1つである、自律神経失調症についてご紹介します。