自律神経を整えて健康を守る! 自律神経失調症の治療法とは
自律神経失調症にお悩みの方はいませんか。
前回は、自律神経失調症の原因についてご説明しました。
今回は、その治療法をいくつかご紹介します。
□薬物治療とカウンセリング
患者によって症状や原因はさまざまですので、必要な治療法も人によりますが、基本的には、薬物療法で症状を緩和しつつ、カウンセリングなどの心理療法が行なわれます。
心と体の両面から治していくイメージですね。
薬物療法では、抗うつ剤や安定剤、睡眠薬などを使用して精神を安定させ、ストレスを和らげます。
そうして自律神経のバランスを整えながら、めまいや頭痛といった個々の症状に対する薬も併用します。
カウンセリングでは、ストレスをため込んでしまう癖を直したり、ネガティブな考え方を見直したりしていきます。
□自分でできること
原因となっている要因を自分で取り除くことも必要です。
生活リズムや食生活の乱れ、睡眠不足といった、自律神経の乱れにつながるような習慣がないかどうか、1度、自分の生活習慣を見直してみることも大切でしょう。
お酒の飲みすぎやタバコの吸いすぎといった習慣も、やはり自律神経に悪影響を及ぼします。
□まとめ
自律神経失調症には、治療が必要です。
放置することなく、正しい治療を受けるようにしましょう。
正しい生活習慣は健康の基本です。
自律神経失調症に限らず、あらゆる病気の予防となるので、日頃から心がけていきましょう。