葉酸とは？
妊娠を望む方は「葉酸」を摂りましょうとCM等でお聞きしたことがあると思います。
そもそも「葉酸」って何？という疑問を解決していきましょう♫
葉酸とは、ほうれん草の葉から発見されたビタミンB群の一つです。
ビタミンB12とともに赤血球を作るので「造血のビタミン」と言われています。
葉酸を多く含む食べ物は、緑黄色野菜です。
ほうれん草、グリーンアスパラガス、ブロッコリーなどはカロテン、葉酸、カルシウム、鉄などの供給源となります。
葉酸はビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるビタミンであり、また代謝に関与しておりDNAやRNAなどの核酸やタンパク質の生合成を促進し細胞の生産や再生を助けます。
このことが最初に書いた「妊娠を望む方は葉酸を摂りましょう」に繋がってきます。しかし、摂り過ぎは逆に弊害もありますのでお気をつけください。
現在の統計で緑黄色野菜の摂取量の平均は、２０代女性で７９g、３０代女性で８２gとなっています。
緑黄色野菜の1日摂取目標は１２０gとなっていますので積極的に摂取する必要があります。
では、1日に必要な葉酸の量はどのくらいでしょう？
成人男性、女性ともに２４０μgが推奨量になっております。
また、妊娠中期および後期の妊婦さんは＋２００μgとなります。
特に妊娠中は葉酸の必要量は増大するので４４０μgが必要とされています。
※厚生労働省 e-ヘルスネット
但し先ほども書いたように、過剰摂取には気をつけなければなりません。
葉酸をはじめ他のビタミンなどを多く含む栄養のバランスのとれた食事が必要で、それでも不足するのであればサプリメント等を使用することが基本となります。
ときわ漢方薬局では、お体のお悩みはもちろんですが、食事指導、運動指導も行っております。
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