花粉症に効く漢方薬を紹介します!

季節の悩み

日本人の約3割から4割もの人が悩まされていると言われている花粉症ですが、そんな花粉症に長年悩まされている方はいらっしゃらないでしょうか
今回はそのような方々に向けて、花粉症の改善に期待できる漢方薬を紹介します。

 

□おすすめの漢方薬

花粉症は様々な症状を引き起こします。
鼻水、くしゃみ、鼻づまりそして倦怠感など症状はさまざまで、中には軽症から、重度のアレルギー反応が出て、苦しんでいらっしゃる方もいるかもしれません。
ここでは、症状タイプ別におすすめの漢方薬を紹介します。
サラサラの鼻水、鼻水がまるで水のように流れ出て止まらない方におすすめなのが、小青竜湯です。
これは、肺寒の状態から起きる状態ですので第一選択は小青竜湯になります。
ただし、麻黄が配合されているので胃腸弱の人は注意してご利用くださいね。

鼻詰まりがひどい花粉症の方には、葛根湯加川芎辛夷がおすすめです。
鼻水の粘度が高く、色がついていて、それにより鼻詰まりが併発してる場合などに、この葛根湯加川芎辛夷を投薬することで、症状緩和が期待できるかもしれません。

脾肺系が普段から弱い方で、花粉症の症状でお悩みの方は、補中益気湯を代表とする補気剤がお勧めです。
ただし、升提作用があるので逆流性食道炎などがある方は注意してご利用になることをお勧めいたします。
補中益気湯以外にも補気剤はあるので体質に合ったものを服用くださいね。

このように、自分の花粉症の症状に合った漢方薬を試してみてはいかがでしょうか。