夏の食事のポイント
皆さんは、夏をどう過ごされますか?
旅行に行ったり、イベントに参加したり・・・楽しい予定もたくさんあるかと思います。
しかし、夏場は、熱射病や夏バテなど、健康面での心配事も多くあるでしょう。
ここでは、夏場に気を付けたい食事面について紹介していきます。
東洋医学では、体質や体調、季節に合わせた食材の性質や効能を活かす食事で、病気の予防や健康を保つことを目指す「食養生」という考え方があります。
この「食養生」の考え方を使い、夏場に合う食事を考えてみましょう。
まずは、食養生のポイントは3つあります。
・体内の熱を取る
・体内の水分代謝を高める
・胃腸の働きを高める
これらのポイントを押さえていきましょう。
では、どのような食材が良いのでしょうか。
1つ目の「体内の熱を取る」食材の例を挙げていきます。
トマト、キュウリ、ナス、ゴーヤなどの旬の野菜や、苦みの強い緑の食材が良いとされています。
2つ目の「体内の水分代謝を高める食材」は、以下のようなものです。
キュウリ、スイカ、梅干し、夏蜜柑などのウリ科の植物や、酸味の強い食材です。
では、3つ目の「胃腸の働きを高める」食材とは、どのようなものでしょうか。
うるち米、豆類、山芋、枝豆などの薄い味や温かいものです。
これらの食材を使って、夏の体調不良を予防していきませんか?