おりものと漢方
日によって量が違ったり、色や匂いが変わったりする「おりもの」ですが、実は身体の健康状態を知ることができる大切な役割を持っています。
おりものとは、子宮、膣、汗腺からの分泌物が混じりあった粘性のある液体のことです。
自浄作用で、細菌が膣を通して身体に入ってくるのを防いだり、排卵期に受精のサポートをしてくれています。
正常なおりものは、無色透明や半透明の糊状で、匂いもあまりありません。
量もわずかで、一日下着を替えずにいて平気なら、正常な範囲だといえます。
しかし、茶や黄色といった色がついていたり、おりものの量が多いときや臭いがきついときは不調のサインです。
不規則な生活やストレスなどが原因で、卵巣の機能が低下してしまっているかもしれません。
他にも、ホルモンバランスの乱れや細菌感染が原因のことも。
まずは病院で診てもらうのが先決ですが、異常がないのなら漢方薬に頼ってみるのもおすすめです。
即効性はありませんが、その分、体への負担が少なく、内側から効果が実感できると思います。
漢方には多くの種類があり、また、効果のある漢方もそれぞれの体質や原因によって異なるので、直接専門店でご相談ください。