月経前のむくみ・重だるさ――水滞タイプのPMSと向き合う

「月経前になると、体がパンパンにむくむ」「だるくて何もしたくない」「靴下のあとがくっきり残る」――梅雨どきの月経前に、こうした不調を強く感じる方は多いのではないでしょうか。
PMS(月経前症候群)にもいくつかのタイプがありますが、6月にとくに多く見られるのが「水滞タイプ」のPMSです。今回は、藤沢市のときわ漢方薬局から、水滞タイプのPMSと向き合うヒントをお届けします。
月経前にむくみが強くなるのはなぜ?
月経前は、女性ホルモンの変動により体内に水分を溜めこみやすくなる時期です。これは生理学的にも自然な反応ですが、漢方の視点から見ると、もともと「水滞」を抱えている方は、月経前のむくみや重だるさをより強く感じやすいと考えられています。
そこに梅雨の湿邪が重なる6月は、まさに水滞タイプのPMSが顕在化しやすい季節。「いつもよりPMSがしんどい」と感じる方が増えるのも、この時期ならではの傾向と言えます。
PMSの4タイプと、水滞タイプの特徴
漢方では、PMSの体質タイプを大きく4つに分けて考えることがあります。
- 気滞タイプ:イライラ・胸の張り・頭痛・ため息が多い
- 血虚タイプ:不安・不眠・動悸・肌の乾燥が現れやすい
- 水滞タイプ:むくみ・重だるさ・頭重感・下痢気味
- 瘀血タイプ:下腹部痛・腰痛・月経血に塊が混じる
水滞タイプの主なサイン
- 月経前に体重が1〜2kg増える
- 手足、まぶた、顔がむくみやすい
- 頭が重く、めまい・乗り物酔いしやすい
- 乳房の張り感が強い
- お腹がはる、ガスが溜まりやすい
- 雨の日や湿気の多い日に体調が崩れる
これらは複数のタイプが重なることもあります。たとえば「水滞+気滞」「水滞+血虚」など、人によって組み合わせは様々です。
水滞タイプPMSとの日常養生
食事──水はけを助ける
- 小豆茶・はと麦茶・とうもろこしのひげ茶など、利水作用のあるお茶を取り入れる
- 山芋・かぼちゃ・キャベツなど、脾を助ける食材を意識する
- 塩分・砂糖・冷たい飲み物・乳製品の摂りすぎを控える
- 温かい料理を中心に、よく噛んでゆっくり食べる
運動──軽く汗ばむ程度に動く
水滞タイプの方は、汗をかいて余分な水分を発散させることが大切です。激しい運動である必要はなく、20〜30分のウォーキングやヨガ、ラジオ体操などでも十分です。
雨の日が続く梅雨は、室内でできる運動を生活に組み込んでおくと続けやすくなります。
入浴と冷え対策
シャワーで済ませず、ぬるめの湯船にゆっくり浸かることも、水滞タイプには効果的な養生です。お腹・腰・足首を冷やさない服装を、月経前後はとくに意識しましょう。
漢方による体質に合わせたアプローチ
水滞タイプのPMSには、水分代謝を助ける漢方処方が選ばれることが多くあります。ただし、同じ水滞でも、冷えが強いか・気滞を伴うか・血虚を伴うかによって、選ばれる処方は変わってきます。
また、月経前だけでなく、月経中や排卵後など、周期に合わせて漢方を使い分けるという考え方もあります。
市販薬では「PMSにこの薬」とパッケージで選びがちですが、漢方は本来「人」を見て選ぶもの。同じ症状でも体質が違えば処方が異なるのが大きな特徴です。
まとめ――梅雨のPMSは「読み解きやすい」サイン
梅雨に強くなるPMSのむくみや重だるさは、自分の体質を知る大きな手がかりになります。「いつもこの時期がしんどい」と感じているなら、それは体が出してくれているサインかもしれません。
一人で我慢せず、自分の体質に合った養生と漢方の組み合わせを見つけていきましょう。藤沢市・鵠沼のときわ漢方薬局では、PMSのお悩みについて、約1時間かけて丁寧にお話を伺うご相談をお受けしています。
まずは無料の体質チェックから
自分の体質を知ることが、養生の第一歩です。下記の体質チェック表で、ご自身のタイプ(冷え・エネルギー不足タイプ/ストレス・気の滞りタイプ/むくみ・重だるいタイプ/のぼせ・乾燥タイプ)を確認してみてください。
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ときわ漢方薬局へのご相談
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