梅雨に悪化する月経痛――瘀血と冷えの深い関係

月経不順・月経痛

「梅雨どきになると、月経痛が普段より重い」「お腹の奥がズンと痛む」「血の塊が混じる」――そんな経験はありませんか?
じつは、梅雨は冷えと湿気で月経痛が悪化しやすい季節です。今回は、漢方でいう「瘀血(おけつ)」と「冷え」の関係を切り口に、梅雨どきの月経痛と向き合うヒントを、藤沢市のときわ漢方薬局からお話しします。

月経痛が梅雨に重くなる理由

漢方では、月経痛の多くを「血のめぐりの滞り=瘀血」と関連づけて考えます。瘀血があると、月経時に子宮内の血が滑らかに流れず、痛みや塊として現れやすくなるのです。

そして、瘀血を加速させる大きな要因の一つが「冷え」。梅雨どきは冷房を使い始める季節でもあり、湿気で体温調節が乱れやすく、知らずしらずのうちに下半身が冷えてしまいがちです。
冷え+湿気+ホルモンの変動――この3つが重なる6月は、月経痛が普段よりつらくなる方が多い時期と言えます。

「瘀血」のサインを知る

月経時のサイン

  • 経血の色が暗赤色〜黒っぽい
  • 塊(レバー状のもの)が混じる
  • 下腹部や腰がズンと重く痛む
  • 温めると少し楽になる
  • 経血の量が変動する

日常のサイン

  • 舌の裏の血管が濃く浮き上がっている
  • 唇や歯茎の色がやや暗い
  • 肩こり・頭痛が慢性的にある
  • あざができやすい
  • 手足が冷えやすい

梅雨の月経痛と向き合う日常養生

「温める」ことを最優先に

瘀血ケアの基本は、とにかく「冷やさない」「温める」こと。とくに月経1週間前〜月経中は意識して下半身を温めましょう。

  • 湯船にゆっくり浸かる:38〜40℃のぬるめの湯に15〜20分。シャワーだけで済ませない
  • 腹巻・靴下:夏でも下半身は冷やさない。とくに冷房の効いた室内では必須
  • 温灸・カイロ:下腹部・仙骨まわりを温める。市販のお灸シールも活用しやすい

食事──血をめぐらせる食材を

  • 玉ねぎ・らっきょう・にら・ねぎ:血のめぐりを助ける
  • 青魚(さば・いわし):血をサラサラに保つ働きが期待される
  • 黒酢・紅花茶:血をめぐらせるとされる
  • なつめ・くこの実・黒豆:血を養う

冷たい飲み物・アイス・生野菜の摂りすぎは、お腹を冷やし瘀血を強めやすいので、この時期はとくに控えめに。

ストレッチで骨盤まわりをほぐす

骨盤内の血流を促すには、股関節まわりのストレッチが効果的。寝る前に5分ほど、開脚や足首回し、お尻のストレッチを取り入れてみましょう。

漢方薬という選択肢

瘀血タイプの月経痛には、血のめぐりを助ける処方や、温めながら血を養う処方が選ばれることが多くあります。冷えが強い方、ストレスが強い方、血虚を伴う方など、組み合わせの視点で処方が選ばれていきます。

また、月経痛は放置すると慢性化しやすく、子宮内膜症など婦人科疾患の可能性もあるため、「いつもより痛い」「鎮痛薬が効かなくなってきた」といった変化があれば、まず婦人科の受診をおすすめします。漢方はその後の体づくりとして並行して使う方も多くいらっしゃいます。

まとめ――「いつもの痛み」を放置しない

梅雨どきの月経痛は、冷えと湿気、瘀血が重なるからこそ起こりやすいもの。「毎月のことだから」と諦めず、自分の体質を知り、養生と漢方で整えていきませんか。
藤沢市・鵠沼のときわ漢方薬局では、月経痛のご相談をお受けしています。あなたの月経の状態や体質を丁寧に伺い、合った養生と漢方の組み合わせをご提案いたします。

まずは無料の体質チェックから

自分の体質を知ることが、養生の第一歩です。下記の体質チェック表で、ご自身のタイプ(冷え・エネルギー不足タイプ/ストレス・気の滞りタイプ/むくみ・重だるいタイプ/のぼせ・乾燥タイプ)を確認してみてください。

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