秋口の冷えと温活|冷やしすぎない体づくりの基本

朝晩がひんやりしてきた頃、夏の冷房の名残や気温差で、手足や足元の冷えが気になる方は多いのではないでしょうか。
同じ「冷え」でも、どこが、どんなふうに冷えるかは人それぞれです。この記事では、冷えのタイプを4つの入口から見つけ、それぞれに合った温活の考え方をご紹介します。
あなたの冷えは、どのタイプ?
東洋医学では、冷えを「外からの寒さ」だけでなく、体の内側の状態が映し出すサインとしてもとらえます。冷えとあわせて感じやすいことから、傾向をのぞいてみましょう。
※体質の傾向を知る目安であり、診断ではありません。複数に当てはまる方も多くいらっしゃいます。
タイプ別・温活のコツ
気になるタイプを、タップして開いてみてください。
エネルギー不足タイプ(疲れやすい・食欲がわかない)
食事:温かいスープや根菜類を中心に。生姜やシナモンなど、体を温めるとされる食材を少量ずつ取り入れてみましょう。
暮らし:規則正しい睡眠と、ウォーキングなどの軽い運動を。頑張りすぎない範囲で続けるのがコツです。
腹八分目で、ゆっくりよく噛んで食べると、胃腸への負担も少なくなります。
※食欲の低下や疲れが長く続くときは、医療機関へご相談ください。
血の不足タイプ(手足の先が冷える・顔色が白っぽい)
食事:温かい食事を基本に、冷たい飲み物や生もののとりすぎに気をつけましょう。なつめ茶など、温かい飲み物も選択肢です。
暮らし:手足の先は温まりにくい場所です。次の章の「3つの首」の保温を、特に意識してみてください。
※手足の色の変化やしびれ、強い痛みがあるときは、早めに医療機関へご相談ください。
巡りの滞りタイプ(ストレスで冷える・ため息が多い)
入浴:ぬるめのお湯にゆっくりつかり、気持ちをゆるめる時間を。
暮らし:ゆったりしたストレッチや深呼吸を。締めつけの強い衣服は避けて、ゆとりのある着心地を選びましょう。
※眠れない日や気分の落ち込みが続くときは、無理をせずご相談ください。
上熱下寒タイプ(のぼせるのに足元は冷たい)
温める場所:上半身は薄手で調節し、足元や足首を重点的に。足湯や半身浴もおすすめです。
食事:辛いものや熱すぎる飲み物は、のぼせを強く感じさせることがあります。温かくても、ほどよい温度を心がけてください。
※のぼせや動悸が強いとき、急な変化があるときは、医療機関へご相談ください。
どのタイプにも。まず温めたい「3つの首」
首・手首・足首は、皮膚の近くを太い血管が通り、外気の影響を受けやすい場所です。ここを温めると、体感温度が変わりやすいとされています。寒暖差のある時期は、薄手の重ね着で調節するのが実用的です。
入浴は、熱すぎるお湯や長湯を避け、38〜40℃程度のぬるめのお湯にゆっくりつかるのがおすすめです。半身浴や足湯も手軽です。入浴前後は急な温度差に注意し、脱衣所や浴室の室温を整えてから出入りしましょう。
手足に強い冷えやしびれ、痛み、色の変化があるときは、速やかに医療機関へご相談ください。
同じ「冷え」でも、整え方は人それぞれ
ここでご紹介したのは、あくまで一般的な考え方です。既往症や現在の服薬、妊娠・授乳の有無によって、向いている食材や過ごし方が変わることもあります。強い症状や急な変化がある方、治療中・服薬中の方は、まず医療機関や主治医、薬剤師にご相談ください。
そのうえで、いつ・どこが・どのように冷えるかを踏まえ、ご自身の体質に合わせた養生を考えたい方は、ご予約のうえご来局ください。
まとめ――今夜からできる小さな一歩
- 今夜は、ぬるめのお湯にゆっくりつかる
- 明日の朝は、首・手首・足首のどれかひとつを温めてから出かける
- 今日の一品は、温かい汁物にする
冷えは、体が発しているサインのひとつです。自分のタイプが見えてくると、温め方もぐっと選びやすくなります。一人で悩まず、ご予約のうえ、ぜひ一度お越しください。お待ちしております。
ときわ漢方薬局へのご相談
手足や足元の冷え、秋口の冷えについての漢方相談は、事前のご予約をお願いしております。
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