妊活を開始してから1年半が経過したが、望むような結果につながらずご来店。
卵子のグレードも悪くなく、また精子も問題がないが着床に至らず。
体外受精を検討中とのこと。
≫主観的症状
焦燥感
経血量少
食欲低下
乳房張痛
など
肝鬱気滞（脾虚肝乗もありと判断）、脈絡不暢、疏泄失常と捉え漢方薬をお勧めした。
柴芍六君子湯をお勧めし、服用開始。
2ヶ月後、食欲が出てきたが焦燥感や乳房張痛などの変化は軽微。
百靈婦科の「肝の陰血不足すればすなわち、肝木涵養能わず」の項を考慮に入れ
逍遥散の服用をお勧めした。改善のためのベクトルは変えず、脾経よりも肝経に重点を置いた。
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