寝苦しい夜と心の養生――6月から始める睡眠ケア

気温が上がり、湿気もこもる6月の夜。「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」「夢ばかり見て眠った気がしない」――そんなお悩みが増える時期です。
漢方では、夏に向かうこの季節は「心(しん)」が消耗しやすい時期と捉えます。今回は、藤沢市のときわ漢方薬局から、6月から始めたい睡眠と心の養生をご紹介します。
夏に弱るのは「心」――精神活動の要
五行思想では、夏は「心」の季節とされています。心は単に心臓を指すだけでなく、精神活動・意識・睡眠の質をつかさどる臓と捉えられています。
夏に向かうこの時期、汗をかくことで「心の血」が消耗しやすくなり、それが眠りの浅さ・動悸・不安感・寝つきの悪さとして現れることがあります。
「心」が弱っているサイン
- 寝つきが悪い、布団に入っても考えごとが止まらない
- 夢を多く見て、疲れが取れない
- 夜中に何度も目が覚める
- 動悸・胸のざわつきを感じる
- 不安感・落ち着きのなさが強い
- 舌の先が赤い
なぜ6月から「眠り」が乱れるのか
6月は、気温・湿度・気圧の変化が大きい季節。自律神経が乱れやすく、眠りの質が落ちやすい時期です。
さらに、梅雨の湿邪が体を重くし、寝苦しさを助長することも。冷房の使い始めで体温調節が乱れ、寝室の温度設定に悩む方も多いはずです。
夏本番になってから慌てるのではなく、6月のうちから心と睡眠を整える土台づくりを始めることが、夏を快適に過ごす鍵となります。
心を養い、眠りを整える日常養生
①「心の血」を養う食材を取り入れる
- 血を養う:なつめ・くこの実・黒ごま・レバー・ほうれん草
- 心を落ち着ける:蓮の実(ハスの実)・百合根(ゆりね)・牡蠣
- 穏やかな苦味:苦味は「心」と相性がよいとされる。レタス・セロリ・ゴーヤなど
②就寝前の「クールダウン」習慣
- 就寝1時間前にはスマートフォン・パソコンを離れる
- 部屋の照明を落として「眠りモード」に切り替える
- 5分ほどの深呼吸・軽いストレッチで体を緩める
- 温かいハーブティー(カモミール・ラベンダー)を一杯
③冷房との上手な付き合い方
寝苦しいからといって冷房を強くすると、明け方の冷えで眠りが浅くなることも。
27〜28℃を目安に、タイマー機能を活用しながら、サーキュレーターで空気を循環させると、体への負担を抑えながら寝室を快適に保てます。
④「考えごと」を一度書き出す
眠れない夜に頭の中をぐるぐるする考えごとは、「心」が消耗しているサインの一つ。
寝る前に、頭に浮かんだことを5分だけノートに書き出す習慣をつけると、心が落ち着きやすくなります。書く内容はなんでも構いません。
漢方による眠りのサポート
眠りに関わる漢方薬には、心の血を養う処方、気のめぐりを整える処方、ほてりを冷ます処方など、さまざまなタイプがあります。
「とりあえず眠れる薬」を選ぶのではなく、なぜ眠れないのか――その背景にある体質を見立てたうえで処方を選ぶのが、漢方の特徴です。
睡眠導入剤と漢方は、目的や働き方が異なります。すでに病院で睡眠薬を処方されている方が、漢方を併用するケースもあります。気になる方はぜひご相談ください。
まとめ――夏に向けて、心と眠りを整える
眠りは、健康のあらゆる側面に関わる大切な時間です。とくに6月から夏にかけては、「心」を意識した養生が、その後の数か月を左右します。
寝つきが悪い、夢ばかり見る、すぐに目が覚める――そうした不調が続いている方は、藤沢市・鵠沼のときわ漢方薬局へ、お気軽にご相談ください。
まずは無料の体質チェックから
自分の体質を知ることが、養生の第一歩です。下記の体質チェック表で、ご自身のタイプ(冷え・エネルギー不足タイプ/ストレス・気の滞りタイプ/むくみ・重だるいタイプ/のぼせ・乾燥タイプ)を確認してみてください。
※表示されない場合は こちらから ご利用ください。
ときわ漢方薬局へのご相談
眠り・心の不調についての漢方相談は、事前のご予約をお願いしております。
初めての方には、体質や生活習慣について約1時間かけて丁寧にお伺いします。
ご予約のうえ、ぜひ一度お越しください。お待ちしております。



